業務委託関連

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    貯水槽調査

  水理計算業務

 

給水装置工事設計・施行基準書構築業務

       


  弊社の「基準書構築業務」は平成14年度から始まり、全国十数箇所の水道事業体様からの20件を超える「基準書構築業務」に係る納入実績を背景として、数回に及ぶ『実情の聞取り調査』を含む入念な打合せを実施し、受注した水道事業体様の組織・体制に適した基準書を構築しています。

 

  【ジオックスの『ツブヤキ(その1)&(その2)』】

  弊社は、十数年前から水道事業体様より受注した給水装置工事設計・施行基準書(指針等)構築業務において、後に 『ジオックスの「ツブヤキ(その1)」』 と称される 以下の直結給水方式における 『逆流防止措置』 に関して記載し、逆流の危険性に係る警鐘を鳴らし続けてきました。

   (1) 立管の分岐高及び口径形態立管から各住戸への給水管の分岐高さ〔最高位の溢れ面+300〕及び立管
                              の口径形態〔同一口径〕による対策
   (2) 逆流防止装置等の設置:逆止弁、減圧式逆流防止装置及び立管頂部に設置の吸排気弁による対策

  ジオックスの『ツブヤキ(その1)』の概要は、こちらをクリック

  公益財団法人給水工事技術振興財団様(以下「財団」という。)、国立保健医療科学院様及び給水システム協会様の三者により平成26年度から同28年度にかけて「直結給水システムにおける逆流防止措置の実地実験とそれに基づく技術指針の検討」をテーマとした共同研究の実証実験が実施されました。
 
その実験の検証結果を基にまとめた「直結給水における逆流防止システム設置のガイドラインとその解説」(以下「ガイドライン」という。)が、このたび財団のホームページ(以下「HP」という。)にて公表されました。

   ガイドラインの適用範囲は、実験に用いた設備の規模等の関係上、5階建て程度を上限とする集合住宅(直結直圧式給水及び直結増圧式給水の「I 型配管」)とされています。
   ガイドラインの実験ゾーンの「Bゾーン」においては、(1)立管からの分岐給水管の分岐位置及び配管形態、及び、(2)吸排気弁又は空気弁の有無の組合せにより、各階分岐給水管の分岐部に設置の水圧センサーの時々刻々の水圧変動値等の各配管パターンによる検証実験を行い、結果、立管の各階分岐給水管の分岐部における負圧状況が明確に実証(P41~P45 図参-2~7)されています。
〔縦軸の給水分岐部の水圧値(100KPa=0.1MPa≒10mAqです。)と、横軸の継続時間(1目盛が0.2secと1.0secがあり、要注意。)〕

                                      上記の「ガイドライン」の全文は、こちらをクリック
                                      上記の「ガイドライン」の「正誤表」は、こちらをクリック

    注1:ガイドラインでは「逆流防止用具」と「吸排気用具」とを個々に定義付けしているが、弊社HPにおいては逆止弁、減圧
        式逆流防止装置及び吸排気弁を「逆流防止装置等」と定義付けしている。
    注2:弊社HPでは減圧式逆流防止器、止水栓及びストレーナのユニットを「減圧式逆流防止装置」と定義付けしている。
    注3:ガイドラインでは立管基部から頂部までが同じ口径の配管を「同径配管」と定義付けしているが、弊社HP
(添付資料
        含む。)においては、その立管の口径を「同一口径」と称している。

  是非、上記の「ガイドライン」を財団のHPよりPDFデータにてダウンロードしていただき、『逆流防止措置』に関わる重要な情報として、今後の直結給水システムに関わる審査基準(要綱・指針・基準等)に反映されることを願い、「基準書構築業務」に携わる弊社HPにおいても、上記の「ガイドライン」を参考資料として転載(PDF版)いたしました。

 

   残る弊社の懸念事項は、『ジオックスの「ツブヤキ(その2)」』と称される以下の貯水槽給水方式における『受水槽内の水の安全』と『受水槽への過大流出』の回避措置です。

   (1) 受水槽内の水の安全を確保する対策1 個の定水位弁より二槽へ流出させ、受水槽の片槽稼動を回避

   (2) 受水槽への過大流出を回避する対策定水位弁の口径を給水引込管口径より小径にし過大流出を回避

  ジオックスの『ツブヤキ(その2)』は、貯水槽給水方式に係る給水使用者と水道供給事業体の双方に関係する事項です。

 片側の水槽への「水の流出」がない状況、即ち、受水槽の片槽稼動」は、非常時において飲料水に適さない状況片槽における残塩濃度の減少)となっている可能性もあります。

  受水槽への流出水量は、定水位弁の口径とその弁における流入水圧によって決まります。

  現実には、一般的に給水引込管の設計水量として採用されている『時間平均給水量』及び『給水管内流速2.0m/sec』を遥かに超える水量が流れている施設も多く、状況によってはメーターの短命化につながることも想定され、配水管においては、「定水位弁の開閉時のウォータハンマー発生」及び「0.03MPaを超える配水圧の低下」の要因となっている場合もあります。

  回避措置としては、①定水位弁の口径を引込口径より小口径にします。また、②配水管水圧が高い場合においては減圧弁又は定流量弁の設置が効果的です。

 ジオックスの「ツブヤキ(その2)」の概要は、こちらをクリック

 

 【米国における逆流防止装置設置一例】

  平成23年度の(公社)日本水道協会による「給水装置に関する構造材質及び 海外動向調査等業務報告書」、平成24年度から平成26年度の(公財)水道技術研究センターによる「給水装置等に関する海外動向調査業務報告書」および、日本水道新聞記事の座談会『給水装置の安全・安心を考える』(平成30年3月12日版)の中の(公財)給水工事技術振興財団理事長様の発言記事「給水装置で一番心配なのは逆流です。逆止弁については、米国の水道が非常に進んでいます。」・・・・etc. により、平成30年6月に米国西部の各州(カリフォルニア・アリゾナ・ユタ・ネバダ)における地上設置の逆流防止装置Backflow Preventers(バックフロープリベンダー)を視察 して参りました。

  屋外の地上に設置された逆流防止装置の風景は、日本において見慣れていません(実際、キャビネット型の増圧装置には減圧式逆流防止装置が内蔵されています。)が、今後、逆流防止措置を考える上で参考にしていただければと思い、以下にその写真を掲載いたします。

   

  上記、平成23年度から平成26年度の報告書や、米国の逆流防止装置関連企業等のホームページより
   ① 給水使用者等は自己の費用にて、年に 1 度、逆流防止機器の検査を実施しなければなりません。
   ② 逆流防止機器の検査および修理は、郡より認証を受けたテスターにより実施されています。
   ③ 州によっては、ネットを介しての検査結果報告をベータベース化し、管理を行なっています。

  十数年前から水道事業体様より受注した給水装置工事設計・施行基準書において、『逆流防止措置』 に関して記載し、逆流の危険性に係る警鐘を鳴らし続けてきた弊社においては、

  今後、現状、数多く設置されている増圧装置等に内蔵の減圧式逆流防止器における適正・的確な維持管理体制の確立が急務であると痛感しました。

  同時に、増圧装置の設置不要な直結直圧給水の施設においても、施設内容によっては米国と同様に減圧式逆流防止装置の設置の検討が必要ではないかと実感しました。

 

 米国における逆流防止装置関連以外の消火栓/給水器具設置一例は、 ここをクリックして下さい。

 

  【水道事業体様のお悩みごと】

 ● 基準書作成を外部委託するキッカケ

  ・  「熟練の技術者」が、退職まであと2・3年・・・・・。

  ・  「内部資料」として技術職員で作ろうとして、もう数年が過ぎ・・・・・。

  ・  「以前に作った基準書」はあるが、更新する担当がいなく 時代・実情 に合わず・・・・・。

  ・  「担当職員」の部署移動は、昨今は3~5年ごとに・・・・・。  結果、覚えた頃には・・・・・。

  ・  「技術継承」のため、資料を後輩のために作らねば・・・・・。  しかし今日も『現場』・・・・・。

  ・  「文字だけの基準書」では、他部署から移動の職員には超難解で判断できず・・・・・。

  ・  「CAD等で書いた『図形』や『表を交えると解り易いが、それには『時間』・・・・・。

  ・  「外部委託」にて、時代に即した基準書の継続的な更新可能となれば・・・・・。

  ・  「逆流防止措置」や配管の「異音発生防止措置」について、的確な原理等の相談ができず・・・・・。

  ◆給水立管における対策

              a. 各階の分岐高さ:供給対象給水装置の最高位溢れ面+300㎜

給水立管からの分岐高さ

    b. 立管の形状:同一口径(最下階から最上階の分岐部までが同一口径)

 

  ◆逆流防止装置による対策

    a. 給水引込部の第一止水栓二次側:逆止弁(リフト式)又は  減圧式逆流防止装置

                                                  逆止弁(リフト式)                                                               減圧式逆流防止装置

 

    b. 給水立管からの各階分岐部の止水栓二次側:逆止弁(リフト式)

逆止弁(リフト式)

              

    c. 給水立管頂部:吸排気弁

      ※) 吸排気弁一次側の止水栓のハンドルは、開閉状況が明確に判別できる『蝶ハンドル』とする。 

      ※) 間接排水後の排水管口径は、Φ25以上とする。

吸排気弁周り配管容量図

 

  ◆床鳴り等の異常な音:給水管の適切な支持

給水管は、適正な間隔で支持を・・・給水管は、適正な間隔で支持を・・・

  ・  「建物内の給水装置」の設計や施工等における注意点等が???・・・・・。

  ・  「受水槽給水」から「3階直圧給水」や「直結増圧給水」への拡大に伴い、配水管への逆流防止策・・・・・。

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

    水を貯める受水槽               配水管の不足水圧を補うブースターポンプ

     

  ・ 「基準書作成」「同更新」及び窓口対応時の「各種相談」に、的確に応えてくれる業務委託業者は??・・・・・。

  

  【業務の概要】

 ● 基準書の概要

  ・  誰もが理解しやすい給水装置工事設計・施行基準を構築し、必要に応じ毎年、その内容を更新します。

  ・  基準書構築の内容は、各条項の文章だけではなく、窓口運用に際し不可欠な各条項における詳細な解説と、

    給水装置施行時の適正な材料・工法による施工などの解説及び給水装置設計に関し、分かりやすい技術資料

    などにおいて図形を交えて構築します。

● 聞取り調査

  ・ 水道事業体が有する給水装置関連書類等に関して、聞取り

    調査を行います。

  ・ メータ・弁栓・給水器具類のメーカーより、聞取り調査を行い

   ます。

 

● 基準・解説書の打合せ及び構築

   ・ 協議の上、事業体の組織・体制に適し、給水窓口対応業務

   において的確に運用するための解り易い基準解説書を構築

   します。

 

● 参考設計資料の構築

    ・ 協議の上、給水装置工事の水理計算に関する解り易い設計

    資料を、諸数値の表を交えて構築します。

 

 

 

 

 

 

 

       業務実施手順

  【業務の種類】

 ● 給水装置全般に対応する一般給水基準

 

 

 

 

 

     直結直圧給水          貯水槽給水(1)          

 

 

                                                                                                                             貯水槽給水(2)                                             

 

 ● 直結直圧給水に対応する基準                                                                    ● 直結増圧給水に対応する基準

  

 

 

 

 

 

         3階~5階 直結直圧給水                                                      直結増圧給水

   【業務の効果】

   ・給水窓口業務をスムースに継承できます。

   ・給水装置申請の流れが明確になります。

   ・水道事業体としての基準(要綱)が明確になります。

   ・各窓口担当者による対応の差異を極力無くすことができます。

   ・指定工事店の技術レベル向上のための資料・情報を提供することができます。